手芸作家のお仕事とは
今回は、編みぐるみ作家さんにいろいろ尋ねました。使用するのは何の変哲もない一本の毛糸。このただの一本の毛糸が、どんどん誰もが知るキャラクターの形になる。本当に素晴らしいお仕事です。
どういったことをするの?
まずは考えながら、作りたい作品を作っていきます。何度も修正を行い、満足の形に仕上がったら、それを編み図に起こしていきます。その後、編み図を元にもう一度作品を作り、チェックして完了ですね。
転職者はどんな人がいるの?
手芸店勤務の方が多いですね。趣味ではじめて、それがいつの間にか形になって……という感じです。
やりがい
この仕事は無から有を作りだすお仕事です。なので産みの苦しみはありますが、やはり完成すると嬉しいものですよ。
この仕事のマナー
一番大切なのは、著作権ですね。特に、いま売れているキャラクターを使用させて頂く場合には、先に連絡が必要です。
実際に働いている人
遠山凛子さんから
もともと編み物をしておりましたが、次第に立体化し、今に至ります。どんどん新しくなる人気キャラクターを、いかに早く作品にするのか。これが楽しみですね。
今何をしているのか?
個展を開くこととなりまして、今は作品づくりをがんばっている所です。今回は、大作にもチャレンジするつもりです。
失敗談
最初は著作権のことをあまり知らなかったので、トラブルになりかけたことも……。